2021年4月に娘が0歳児の子供とスイスから一時帰国をした際の、コロナ禍による各種検査等の記録です。
2021年4月現在スイスからの日本への入国・再入国・帰国の際に必要な検査証明・誓約書等について、全ての入国者・再入国者・帰国者は、出国前72時間以内の検査証明書の提示、空港検疫での検査、並びに、14日間の公共交通機関の不使用、自宅等での待機、位置情報の保存・提示、接触確認アプリの導入等についての誓約書の提出が求められています。検査証明を提示できない場合、検疫法に基づき、日本への上陸が認められません。
【機内 Amsterdam→KIX】
アムステルダムでの乗り換え時間は約1時間しかありませんでしたが、どこ出発のどこ着で、何日間、どこに滞在するのかなど、いくつかの質問があっただけで、スムーズに手続きが終了し、いよいよ関空へのフライトです。
この日の乗客は19名しかおらず、約半数は外国人でした。
今回クルーの人が、赤ちゃんが泣く事を考慮してくれたのか、前後左右10席分程度は完全な空席でした。
私は乳児用バシネットを利用しました。
離陸前には機長がわざわざ「この辺の席は全て自由に遊ばせてもらっていいですよ」と挨拶に来てくれました。
また、お陰様でブランケットを床に敷いて子供を自由にハイハイさせる事ができ、私もだいぶ楽をさせてもらえました。
関空までのフライト時間は11時間15分です。
KLMのHPには「食事中はマスクを顎にかけたり横に置いたりせず、必ずマスク用のバッグを用意し毎回そこに収納するように」
とありましたが、実際はなんの指示もされませんでした。
着陸前に「検疫所から入国される皆さまへ」という書類がクルーより配られます。
全文日本語で書かれており、配る側は困った顔をしながら「日本語読めないから、何渡してるか分かんないんだ」と苦笑いしていました。(;^_^A
今回のKLMの乗務員の方々はみなさんとても親切で、気の利くベテラン揃いで、安心してフライトを過ごすことができました
着陸直後は日本人スタッフの方が機内にはいり、全員の陰性証明書を確認します。終われば順次スムーズに降機できました。
【検疫等の流れ】
降機後はそのままコロナ検査ブースに案内されます。
大人はその場で唾液採取へと進みますが、乳児など唾液が取れない場合は綿棒にて鼻腔からの採取となります。
採取できる医師の方を待つのに、待合室で20〜30分ほど待たされました。
(TVがあり、アンパンマンが流しっぱなしになっています)
検査が終われば、次はどんどん書類チェックです。
1ブース1チェックという感じなのでとても時間がかかりますが、スタッフの方は皆さんとても親切です。
陰性証明書は確認後空港側で回収されます。
アプリの確認ブースでは、COCOA,OEL等全てのアプリの動作チェック、使い方の説明を受けます。
この時点で必要なアプリを準備出来てなければ、この時にダウンロードしても問題ありません。
この後質問票回答のQRコードをチェックされます。
大人だけかと思いましたが、乳児用も必要だったようで、2人分のQRコードを要求されました。
私は子供分は忘れたと伝えたら「では、こちら側でお子さんの分は入力しておきますね」と処理してくれました。
聞き取りの最後で、食べ物のアレルギーや制約があるかと聞かれました。
ここで隔離中の食事が決まります。このタイミングで、離乳食はありますか?と質問してみましたが、「ここでは分からないので、ホテルについてから聞いてみてください」とそっけなく言われました。
降機からここまで約1時間超かかりました。
各ブースでの待ち時間はなく、乗客の2〜3倍スタッフがいたように思います。
あとは待機場所で自分の番号が呼ばれるのを待ちます。
待機場所には自販機、ゴミ箱、トイレ、多目的トイレ、授乳室があります。
ここで90〜120分ほど待つと、10人ほど連番で呼ばれ、まとまってバス停まで歩いて行きます。
続く、、、
【次回・隔離施設-関空前日航ホテル】